幽霊屋敷の首吊り少女歌词

添加日期:2021-05-16 时长:04分34秒 歌手:鹿乃

幽霊屋敷の首吊り少女 (幽灵屋的上吊少女) - 鹿乃 (かの)
词:トーマ
曲:トーマ
编曲:トーマ
或る夏影を伸ばすような夕暮れ
カラスが鳥居の上で聞いた噂
耳打つ子供の声
夏祭り揺ラリ
裏山の小道トンネルの向こうに
ポツリと古び眠る屋敷があって
首吊った少女の霊が
夜な夜な出るそうだ
好奇心で立ち入る人達
「言っただろ出るはずない」と
軋む階段
揺れる懐中電灯
誰も気付いてはくれないや
「私死んでなんかない」って
暗がりに浸かって
そっと強がって澄ましても
過ごした日々と共に
止まった針は埃被って
また声枯らして今日が終わって
明日が窓に映り込んでも
私は此処にいます
季節を束ねた虫の聲
夕立
流れた灯篭
神様の悪戯のよう
迷い込んできた灰色猫
「あなたも私が見えないの?」
背を撫でようとした右手は虚しく
するり抜け空を掻いた
「私死んでいたのかな」って
膝を抱えて
過去の糸を手繰っても
些細な辛いことや家族の顔も
思い出せなくて
遠くで灯りだす家並みの明りや
咲いた打ち上げ花火を
眺め今を誤魔化す
夏の終わり
過ぎ去った
子供たちの噂も薄れ
漂っては薫る線香の煙と一緒に
姿は透けやがて消えゆく
私はただの一夏の噂だった
六月始めに生まれ
八月終わりに遠退いた
意識は影法師になった
誰も見つけては
くれなかったけれど
記憶の片隅にある
かつての淡い日々の
一部となって残り続ける
もう切らした向日葵の歌
蝉しぐれも亡き
夏の匂いだけ残る屋敷に
少女はもういないだろう编辑于2021/05/16更新
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